取引先から評価されるためには、ある程度の時間が必要になります。信用の確立には時間を要するので、焦らないことが大切です。
例えば、締め切りに遅れずに成果物を納品することは、信用を得るための基本です。納期1週間前に納品する人と、納期にたびたび遅れてしまう人とでは、当然ながら相手からの評価は大きく異なります。正当に評価されるためには、大前提として締め切りに遅れないこと、高品質の成果物を納品することが重要です。
新たな取引先探しをしているプログラマやエンジニアは、無理のないスケジュールを組むようにしましょう。短期納品を意識するあまり無理をしたスケジュールを組んでしまい、納期に遅れるようでは意味がありません。
取引先から連絡が入ったときは、可能なかぎり素早く返信しましょう。24時間以内に返信をすればよしと考えるIT業者が多いですが、例えば連絡がきてから10時間後に返信するより、1時間後に返信した方が好印象を与えられます。いつでも連絡を取り合えることは、取引先を安心させる大きな要素になります。
正当な評価を受けるためには、信頼できる取引先を見つけることも重要です。
評価というのは相手が下すものなので、受注者がどんなに努力をしても評価をしてもらえるとは限りません。そのため、自身の仕事ぶりに対し、しっかりと評価してくれる取引先を見つけることが大切です。頑張っても正当に評価してくれない、無理難題を押しつけてくる、報酬が相場より極端に安い、といった相手との取引は、切ることも考えてみましょう。